2018年に全国初の「希少種保全動植物園」に認定された世界淡水魚園水族館アクア・トトぎふ(岐阜県各務原市川島笠田町)は、国天然記念物のイタセンパラやアユモドキをはじめ、特別天然記念物のオオサンショウウオなど国内外の希少野生動物9種を飼育している。
なかでも、同館のシンボルとして愛されているのが、絶滅の危機にひんし、ワシントン条約で取引が規制されているメコンオオナマズだ。東南アジアのメコン川の固有種で最長3メートル、重さ300キロにもなる世界最大級の淡水魚。同館では、5匹を飼育展示している。
臆病で警戒心が強いのが特徴。コイの餌にクロレラを加えて水で練り、口に入りやすいよう楕円(だえん)にして与えているが、「いまだに食べるのが下手」と担当者は話す。
同じ2階では、アジア・アフリカの川や湖に生息する生き物を展示。県の3倍もの面積を誇るアフリカ大陸タンガニーカ湖をテーマにした水槽では、オレオクロミス・タンガニカエが口内で保育中だ。担当者は「水槽の正面にいることも多い。大きな口の中から、ちらっとのぞく稚魚を楽しんで」と話している。
からの記事と詳細 ( 【おうちDE水族館】大きいのにビビり!食べるのも下手 ギャップ萌えメコンオオナマズ - 岐阜新聞 )
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