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Wednesday, February 19, 2020

新型肺炎、悪影響大きい日本企業リスト…東京五輪中止で未曾有の不景気も現実味 | ビジネスジャーナル - Business Journal

新型ウイルス肺炎が世界に拡大 武漢市の病院(写真:Featurechina/アフロ)

 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響が拡大している。発生源の中国湖北省武漢市には、自動車をはじめ電機・エレクトロニクス業界の日系企業が多く進出している。新型コロナウイルスの感染拡大は収まることなく、2月中旬の時点で武漢の日系工場は機能不全に陥っている。

 湖北省人民政府では、所管地域における企業活動を2月20日24時まで規制すると発表している。しかし武漢の現状を考えると、21日以降に武漢の各企業がすぐに稼働を再開、操業を本格化させられるとは考えにくい。工場再開を含めて武漢の人たちの暮らしが元に戻るメドは立っていない。

 武漢だけでなく、広東省の中山市でも中山市行政府は2月いっぱいの自粛(稼働停止)を求めている。ちなみに中国では地方行政府に一定の権限が与えられており、行政府ごとに進出企業への規制は異なる。

 今後どこまで新型コロナウイルスの影響が広がるか、どのタイミングで終息するかはまだ見通せない。いずれにしても中国の景気減速は避けられず、日本企業への影響も甚大となるだろう。新型コロナウイルスの影響はサプライチェーンを寸断しており、日本国内の工場の操業にも影響を与えている。

 電機・エレクトロニクス業界の専門情報サイトを運営する弊社クリアリーフ総研では、武漢に進出する日系企業一覧を会員サイトに掲載する一方、武漢だけでなく中国全土、および日本国内で各社が受ける影響を逐次追っている。今回はいくつかの事例を挙げ、その影響を探る。

日系自動車産業を支えていた武漢 日産の生産休止

 武漢に進出している日系企業を調べると、やはり圧倒的に自動車関連メーカーが多い。武漢の日本人商工会の名簿をみると、2020年1月の段階で157社の参加企業があり、自動車関連の企業が最も多い。自動車市場への影響はすでに現れている。

 なかでもカルロス・ゴーン元社長の問題でマイナスイメージが強まっていた日産自動車は、今回の新型コロナウイルスの発生によりさらに痛手を受けそうだ。すでに日産は感染拡大を理由に、中国だけでなく日本の完成車生産工場の一時休止も明らかにしている。

 日産は中国において湖北省(武漢、襄陽)、広東省、河南省、遼寧省などに生産拠点を構える。これまではいずれも春節明けには稼働予定で、春節がずれ込んだ2月10日から再開予定だったが、それぞれこれを延期している。発生源である湖北省を除けば2月下旬から順次再開すると思われるが、稼働率などは当面低調に推移することは避けられそうもない。湖北省の拠点については現時点で本格再開時期は不透明である。

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