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Sunday, February 21, 2021

松井玲奈×山崎静代“違いが大きい”姉妹に 3時のヒロイン・福田麻貴が脚本初挑戦 - 中日新聞

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『とある家のこと』で共演する(左から)山崎静代、松井玲奈(C)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

『とある家のこと』で共演する(左から)山崎静代、松井玲奈(C)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

  • 『とある家のこと』で共演する(左から)山崎静代、松井玲奈(C)「半径1メートルの君~上を向いて歩こう~」製作委員会

 8組24人の人気俳優、吉本タレント、クリエイターによるオムニバス映画『半径1メートルの君~上を向いて歩こう~』(26日公開)から、松井玲奈と南海キャンディーズの山崎静代が共演する『とある家のこと』の場面写真が22日、解禁になった。

 新型コロナウイルスの影響で、映画界も多くの作品が公開延期となり、撮影も中止が続くなど大きな打撃を受けた。こんな環境だからこそ「前向きで、世の中に元気を届ける」ために「エンタメの炎を絶やさない」という想いのもと、豪華8組24人のキャスト、クリエイターが集結し、今だからこそ届けたい“密”なエンターテインメントが誕生した。

 3時のヒロインの福田麻貴が初めて脚本に挑戦した本作。実家で母の遺品整理をする姉の伸子(山崎)と妹の葵(松井)は、性格も好きなものも正反対で、この日も激しい口論を始める。そんな中、母が書き記していた日記帳とともに、懐かしい家族の記憶がよみがえってくるというストーリー。

 メガホンをとった紙谷楓監督は「脚本に曲のイメージまで書き込まれていたのが新鮮だったので、こういう方向性を目指せば良いのだな、とつかみやすかったです」と福田の脚本を語る。さらに「福田さんの脚本におけるお二人のバランスがとても良いと感じました。様々な点で違いますが、違いが大きいからこそ生きる脚本でもありましたし、お二人もそこを生かすお芝居をしてくださって、安心して現場を進めることができました」と話す。

 また、現場での松井と山崎は「脚本の理解力と、自身の見せ方、さらに私の意図などもくんでくださいまして、ありがとうございますという気持ちでいっぱいです」と振り返る。そして「お芝居にかかってくる第三者の声が大切な役割を担っており、その声の使い方も、独特で面白かったです」ともうひとりのキーパーソンの存在も明らかにした。

 同映画の中で展開される、ショートストーリーは以下の通り。

■『本日は、お日柄もよく』
出演:岡村隆史(ナインティナイン)、豆原一成(JO1)
脚本:丑尾健太郎
監督:山内大典

■『同度のカノン』
出演:海宝直人、亜生(ミキ)
脚本・監督:粗品(霜降り明星)

■『やさしい人』
出演:倉科カナ、徳井義実(チュートリアル)
脚本:高須光聖
監督:山内大典

■『真夜中』
出演:小池徹平、じろう(シソンヌ)
脚本:又吉直樹(ピース)
監督」紙谷楓

■『まわりくどい二人のまわりくどい気持ちの伝え方は大胆でむしろまわりくどい』
出演:白石聖、後藤淳平(ジャルジャル)
脚本:福徳秀介(ジャルジャル)
監督:山内大典

■『戦湯~SENTO~』
出演:般若、秋山竜次(ロバート)
脚本・監督:品川ヒロシ

■『とある家のこと』
出演:松井玲奈、山崎静代(南海キャンディーズ)
脚本:福田麻貴(3時のヒロイン)
監督:紙谷楓

■『バックヤードにて』
出演:水川あさみ、近藤春菜(ハリセンボン)
脚本:上田誠
監督:紙谷楓

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