Pages

Thursday, June 3, 2021

尾身会長“五輪開催”影響は「全国のほうが大きい」 - テレビ朝日

hitagajah.blogspot.com

 オリンピック開幕まで、あと50日。いまだ開催の可否を判断する基準が明確になっていないなか、政府分科会の尾身茂会長は、「開催は普通はない」と発言しました。

■尾身会長「目的の明言が重要な観点」

 2日の国会で、尾身会長は次のように話しました。

 「今の状況で(五輪を)やるというのは、普通はないわけですよね、このパンデミックで。そういう状況のなかで、やるということであれば、オーガナイザー(主催者)の責任として、開催の規模をできるだけ小さくして、管理の態勢をできるだけ強化するというのは、私はオリンピックを主催する人の義務だと。そもそも、今回のオリンピック、こういう状況のなかで、一体何のためにやるのか。目的ですよね。そういうことが、ちょっと明らかになってないので。このことを私はしっかりと明言することが、実は人々の協力を得られるかどうかという、非常に重要な観点だと思うので」

■“開催地以外”での感染拡大も懸念

 別の委員会でも、地方での感染予防対策をもっと行うべきと指摘しました。

 「オリンピックを開催することになればですね、スタジアムの中での感染のリスクよりもですね、いわゆる地域コミュニティーですよね。これは東京だけではなく全国のほうが、はるかに大きいというのが、私どもの専門家の考えであります」

 これは、パブリックビューイングで声を上げることや、日本人選手の活躍に気を良くして集団で飲酒するなど、開催地以外でも起こりうる感染拡大を懸念したものです。

■菅総理「安全安心な大会にしたい」

 尾身会長の発言を受けて、菅義偉総理大臣は次のように話しました。

 「まず感染対策をしっかりと講じて、安全安心な大会にしたい。平和の祭典、一流のアスリートが東京に集まって、スポーツの力で世界に発信していく。さらに、様々な壁を乗り越える努力をしている。そうした努力をしっかりと、世界に向けて発信していく」

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 尾身会長“五輪開催”影響は「全国のほうが大きい」 - テレビ朝日 )
https://ift.tt/3fNMNZr

No comments:

Post a Comment