ソフトバンクの斉藤和巳投手コーチ（46）が31日、新外国人左腕のダーウィンゾン・ヘルナンデス投手（26）＝前オリオールズ傘下3A＝への期待を示した。
映像を見た斉藤コーチは「左のサイドスローとスリークオーターの間ぐらいの感じ。150キロ台中盤を投げるし、奪三振率（14・03）も高い」と説明。タイプについては「腕の角度はちょっと違うけど、ベイスターズのエスコバーみたい。細かいコントロールというよりも球の勢いで勝負するタイプかな」と話し、160キロを超す剛球を誇り、NPB通算376試合に登板している左腕の名前を挙げた。
ヘルナンデスは8月上旬に来日予定。斉藤コーチは「日本の野球への対応をどれだけ早くできるか。時期が時期なんでね。彼も難しさがあるかもしれないけど、戦力になってくれたら大きいのは間違いない」と期待した。
ソフトバンクの救援陣はセットアッパーのモイネロが左肘を手術し、レギュラーシーズン中の復帰が絶望的。代役候補として緊急補強したヘルナンデスは2019年から22年まで米大リーグのレッドソックスで主に中継ぎで通算91試合に登板して3勝4敗、18ホールド、防御率5・06。85回⅓で133三振を奪う一方で、84四死球を与えている。
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