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Tuesday, December 10, 2019

大きいサイズのレディース服市場、18年度は0.5%減 - 通販通信

 (株)矢野経済研究所は、10日公表した『国内ファッションアパレル業界の注目マーケット調査』の結果を受け、イレギュラーサイズ(レディースLサイズ)の市場規模を、前年度比99.5%と推計。百貨店を中心にリアル店舗が苦戦する中、リピーターが多いイレギュラーサイズ顧客には複数点購入してもらう仕掛けが重要と指摘している。

18年度市場は1兆370億円に

 それによると、2018 年度のイレギュラーサイズの市場規模は、小売り金額ベースで1兆370億円(前年度比 99.5%)と推計。19年度予測は1兆320億円を見込み、前年度比では同じく99.5%とした。レディース向けのLサイズ以上の衣料はスーツ、ジャケット、ブレザー、ドレス、スカート、パンツ、コートを対象に算出した。

 20年度以降も「微減」を予測しており、「この市場はすでに成熟していることに加え、今後国内の女性人口が緩やかに減少していくことを考慮すれば、金額ベースでみた市場が今後拡大していくことは考えづらい」とした。

購入点数の底上げが必須

 アパレル全般で、百貨店を中心としたリアル店舗が苦戦するなか、イレギュラーサイズアパレルも、その売場の確保が年々、厳しくなっている。イレギュラーサイズの顧客はリピーターが多く、一人の顧客に複数点購入してもらう仕掛けが重要という。

 リアル店舗においてはいかにイレギュラーサイズのスペースを確保できるかが今後の大きな課題で、大きいサイズの認知を高めるため、また販売効率をあげるためにEC活用は必須。オムニチャネル化も重要だと指摘している。

紳士向けオーダースーツも注目市場

 注目マーケットの一つとして「紳士オーダースーツ」も挙げ、市場は消費者ニーズの二分化が始まっていると指摘。フルオーダー、イージーオーダー、パターンオーダーなどのオーダースーツ市場は、低価格化を背景にした二分化を強調している。

 一つは「嗜好品としてのオーダースーツ」のニーズで、もう一つは「手間をかけずにフィットするオーダースーツ」のニーズ。主要企業の中でも、紳士服専門店は前者に比重を置き、いずれのニーズにも応える傾向にあり、既成スーツも扱う企業は後者のみに注力するケースが多いという。

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