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Monday, April 20, 2020

「悪い夢のよう」「底が見えない恐怖」 外出自粛2週間 募る不安 - 毎日新聞 - 毎日新聞

普段はにぎわう日曜夕方の中華街・南京町の広場。大勢の行列で知られる豚まん店「老祥記」(左端)も閉店時間を午後3時半に繰り上げ、閑散としていた=神戸市中央区で2020年4月19日午後4時20分、韓光勲撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言が7都府県に発令されてから21日で2週間。外出自粛や営業短縮の要請で飲食店の経営は厳しさを増し、店主らは「いつまでこの状況が続くのか」と懸念する。休校の長期化で負担が強まった家庭でも子育てや出産への不安が募る。我慢を続ける日々は今後、感染者数の減少という目に見える形で報われるのか。多くの市民が苦悩を抱えつつ、収束の兆しが見える日を待ち望んでいる。

 大阪市北区のアジア料理店は客足の減少をカバーしようと3月下旬から配達を強化。だが、宣言によって他店も持ち帰りなどを相次いで始め、思うように注文が伸びない。「全く先行きが見えない」と20代の男性従業員はうなだれる。

 大阪・ミナミで焼き肉店を経営する男性(65)も「一体、いつになったら収束するんですか」と嘆く。宣言後に休業日を増やし人件費を抑えているが、毎月約30万円の家賃などが重くのしかかる。金融機関に求めている融資も見通しが立っておらず、「自分の力では、どうにもできない。やりきれない」とつぶやいた。

 小学生と保育園児の男児2人を育てる化粧品会社社員の女性(37)=大阪府豊中市=は長女の出産予定日が約10日後に迫る。男児2人は保育所や学童保育に預けていたが、宣言後に「預かるのは医療従事者の子供などに限定したい」と要請され、受け入れた。

 夫は在宅勤務の日を増やしてくれたが、夫が不在の時に陣痛が起きたらどうするのかと不安は尽きない。出産する病院も感染防止策で立ち会いや面会が制限され、「鹿児島に住む両親に長女を見せたい。早く収束してほしい」と祈る。

 小中学生向け学習塾を展開する「駿台・浜学園」は宣言後、講義だけでなく生徒との面談もオンラインに切り替え、頻度も増やした。休校でストレスを抱えていないか、きめ細かく目配りをするためだ。錦織彰・統括責任者は「悩み事の相談にも乗り、生徒が孤立しないよう気軽に話せる環境を維持したい」と語る。

 神戸市中央区の中華街・南京町はほとんどの店が休業中。中心部の広場も閑散とした状況が続き、南京町商店街振興組合理事長の曹英生さん(63)は「悪い夢を見ているようだ」と話す。

 自ら営む豚まん店「老祥記」は行列ができる超人気店だが、宣言後は閉店時間を午後3時半に早めた。日に約1万3000個を数えた販売は4000個に満たない。従業員の7割を自宅待機としている。

 南京町は阪神大震災(1995年)からいち早く復興し、市民に希望を与えたことで知られる。曹さんは「震災では一度ゼロになっても前向きに頑張れた」と振り返るが、「今回は一体どこまで落ちるのか。底が見えない恐怖がある」と打ち明ける。

 ただ、いつまでも落ち込んではいられず、「収束後にお客さんを元気に迎えるため、今できることをやろう」と決意。自宅で過ごす人たちに免疫力を高めてもらおうと、組合は20日からユーチューブの公式チャンネルで体操動画「おうちで太極拳」の配信を始めた。今後は中華料理のレシピ配信も予定し、曹さんは「収束したら、南京町に戻ってきてほしい」と願っている。【隈元悠太、村松洋、鶴見泰寿、韓光勲】

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