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Thunderboltが必要な周辺機器って何?
高速なデータ転送が必要な機器
Thunderbolt 3/4の売りとして、USB 3.2 Gen 2 x2の2倍にもなる最大40Gbpsのデータ転送速度がある。ただ、そこまでの帯域が必要な周辺機器は、それほど多くない。
USBでは利用できない代表的な周辺機器が外付けのGPUだ(図1)。Thunderbolt 3/4はパソコン内部用の規格であるPCI Expressの信号を扱えるため、本来は内蔵パーツのグラフィックスボードを外付けにできる。もちろん転送速度も重要だ。
SSDを外付けにして使う際もThunderbolt 3/4の方が有利だ(図2)。USB 3.2 Gen 2 x2では最大でも転送速度は2GB/秒前後だが、Thunderbolt 3/4であれば3GB/秒前後と1.5倍ほども速いモデルがある。高速なSSDは最大7GB/秒ほどに達しているためThunderbolt 3/4でも十分とは言えないが、少しでも速い外付けストレージが欲しい場合はThunderbolt 3/4の方がよい。
また、周辺機器1つでは差が出なくとも、ドックを経由して複数の機器を同時に使う場合は、帯域が広い方が速度を維持しやすいというメリットもある。
ケーブルの価格差はなぜこんなに大きい?
ケーブルの構造や認証制度のため
ケーブルの価格差はケーブルの作りと認証制度によるところが大きい。図1はUSB 2.0と3.xのUSB Type-Cケーブル。内部配線の数が異なるため、ケーブルの太さがかなり違うのが分かる。加えて、Thunderbolt 3/4はインテルによる認証制度がある。認証を取得するための費用も価格に反映されるため、その分どうしても高価になる。ただし、認証を受けたThunderbolt 3/4ケーブルはほとんどの機能に対応するため、安心感は高い(図2)。
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