【NQNニューヨーク=横内理恵】（米東部時間11時02分、コード@BA/U）21日午前の米株式市場で航空機大手のボーイングが大幅上昇している。株価は前日比7.5%高の143.33ドルまで上昇する場面があった。RBCキャピタル・マーケッツが「リスクとリターンの兼ね合いからみて投資妙味が大きい」と指摘し、投資判断「買い」で銘柄調査を開始した。
担当アナリストは新型コロナウイルスの流行が収束すれば、数年かかるとはいえ旅客需要が戻ると予想。多数の悪材料がすでに織り込まれ、ボーイング株の上昇余地は大きいとの見方を示した。防衛関連事業の収益力も過小評価されているとみる。目標株価は164ドルとした。
ボーイングの株価は年初来で5割以上下落している。2度の墜落事故を起こした小型主力機「737MAX」の運航停止が続くうえ、新型コロナによる旅客の急減で空運会社から航空機の注文キャンセルが相次いでおり、業績不透明感が強まった。
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May 21, 2020 at 10:08PM
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＜米国＞ボーイングが大幅高 悪材料織り込まれ「上昇余地大きい」の声 - 日本経済新聞
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