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Friday, July 24, 2020

白石聖『恐怖新聞』の台本を読み「本当に怖い!負の連鎖が止まらない」 - フジテレビュー!!

8月29日からスタートするオトナの土ドラ『恐怖新聞』は、1970年代にオカルトブームを巻き起こした、つのだじろうの同名コミックを、現代の京都を舞台によみがえらせた戦慄のホラー作品。

『恐怖新聞』に関する記事はこちら!

殺人、事故、虐待…未来に起こるありとあらゆる災厄を予言し、1日読むごとに100日寿命が縮まるという「恐怖新聞」。念願のひとり暮らしを始めた途端に恐怖新聞が届くようになり、前途洋々の大学生活が死と隣り合わせの悪夢へと一変する女子大生が、次々と身に降りかかる不条理な恐怖と狂気の中で生き抜く姿をスリリングに描く。

そんな京都の大学に通う主人公・小野田詩弦(おのだ・しづる)を演じるのは、『絶対正義』に続き、オトナの土ドラ2作目にして主演に抜擢された白石聖。

演出は、映画「リング」「スマホを落としただけなのに」を手がけた中田秀夫。ミステリー、ファンタジー、ホラーなどジャンルを超えた作品を世に送り出している乙一が構成を担当する。名手2人と白石のコラボは、どんな恐怖を生み出すのか?

見どころは、“3つのK”──“恐怖”“外連味(けれんみ)”“共感”。グロテスクかつ怖いホラー性、ありえないだろうとツッコミを入れたくなる演出、最後まで応援したくなるヒロイン像を3本柱に、これまでにないホラー作品が誕生する。

連続ドラマ初主演で初のホラーに挑む白石に、意気込みや役作り、中田監督とのタッグ、京都での撮影について話を聞いた。

<白石聖 インタビュー>

オトナの土ドラ『恐怖新聞』に主演する白石聖

オカルト番組には興味津々

──連ドラ初主演ですが、お気持ちはいかがですか?

オトナの土ドラでは、昨年の『絶対正義』でお世話になった枠なので、お話をいただいた時は率直にうれしかったです。ホラーも私にとって初挑戦。不安な気持ちもありますが、スタッフのみなさんがとても温かいので、いいチームワークで作品に臨みたいと思います。

──ホラーはお好きですか?

見るのは好きです。積極的に見るわけではないですが、苦手というわけでもなく…。オカルト系のテレビ番組をやっていると、興味津々で見てしまいます(笑)。

──ドラマ化するにあたって、オリジナル要素が多いようですが、原作と台本を読んだ感想を教えてください。

原作を読んだ時に、「これはどうやって映像化するのだろう」と思いました。漫画のタッチをそのまま表現するとなると、怖さが減ってコミカルになってしまうかな、と(笑)。

ドラマでは、主人公が変わっていますし、霊的な怖さというだけではないので、原作はあえてしっかりとは読みませんでした。

半面、台本を読んだら、本当に怖くて。私が演じる詩弦は、巻き込まれていく役なので「次のページは何が起きるのだろう…ああ~、やっぱり」みたいな(笑)。負の連鎖が止まらなくて、すごく気持ちが沈みました。

オトナの土ドラ「恐怖新聞」に主演する白石聖

初ホラーでお芝居も一皮むけるかも!?

──役作りで意識していることは何ですか?

私の役目は、周りのみなさんのお芝居をすべて受け止めなければいけないので、その部分をしっかりやらないといけないと思っています。

また、3つのKの“共感”の部分で、驚いたり怖がったりする表情や息づかい、悲鳴などでいろいろな引き出しを見つけて表現していけたらと思っています。

初めてのホラーで、シーン一つ一つが挑戦になるので、お芝居としても一皮むけるきっかけになるんじゃないかな、と楽しみにしています。

──中田監督と初タッグを組みますが、どんなことを話しましたか?

中田監督とお仕事をしたいという俳優の方は、たくさんいらっしゃると思います。その中で、ご縁があって今回、一緒にお仕事ができるのはすごくありがたいですし、自分にとって初めてのホラーで中田監督に見ていただけるのは、とても幸せなことだと思っています。

役作りにおいて、監督がおっしゃっていたのが、“3つのK”のことでした。詩弦は、襲いくる恐怖におののいたり、おびえたりするので、そういう表情をわかりやすい芝居で瞬間的にできたらいいね、ということを言われました。

また、中田監督は色と音に対するこだわりが強い方なのですが、おっしゃることが的確でわかりやすいんです。たとえば、声の大きさを「今の2倍」など数値で表してくださって。監督についていこうと思います!

オトナの土ドラ

もし、自分の元に恐怖新聞が届いたら…!?

──ところで、実際に白石さんのところに恐怖新聞が届いたら、読んでしまいますか?

読んじゃいますね(笑)。

──のちのち、それを読むと寿命が縮まることが判明しますが、それでも読まずにはいられない?

いや、寿命が縮まるとわかれば、絶対に読まないです(笑)。

──新聞の内容を知ってしまった詩弦は、その人を助けようとしますが、白石さんならどうしますか?

そこは、本当に詩弦のすごいところで。会ったこともない人を探し出して、あんなに身を粉にして助けようとするかなと考えたら…私だったら詩弦のようにはなれないと思います。

ただ、詩弦自身が、自分の存在意義をずっと探し求めているので、助けたいという気持ちはそこに通ずる部分だと思います。

オトナの土ドラ『恐怖新聞』に主演する白石聖

詩弦の人間ドラマも見どころ

──このドラマは、ホラーのほかにヒューマンドラマも丁寧に描かれるようですね。

詩弦は、自分自身の存在理由について不安を抱えていて、常にそのことに悩みながらいろいろなことに巻き込まれていきます。そんな詩弦が、自分はこう生きたい、これが私の人生だという答えを出すので、そこは見どころの一つだと思います。

また、詩弦は彼氏や親友との関係も複雑になり、常に自分の命か相手の命かという二択に迫られたりするので、そういうところで人間ドラマが描かれますね。

それと、お母さん(黒木瞳)と2人で行動するシーンもすごく多いので、黒木さんといい親子関係を築いていけたらいいなと思います。

オトナの土ドラ『恐怖新聞』に主演する白石聖

エンタメ要素満載でアトラクションのような緩急がおもしろい

──撮影は、京都で行われるそうですね。

日本の古き良き京都の雰囲気が、ホラーとの親和性を生んでくれたら、よりおもしろい作品になるのではないかなと思います。

私としては、京都での撮影も初めてです。京都のスタッフさんはすごくやさしいので、慣れない土地での不安は感じていませんが、詩弦を演じると気持ちが沈んでしまいそうで、どうやって切り替えようかと悩んでいるところです。

自宅では“モウちゃん”という猫を飼っていて、モウちゃんと戯れているとリフレッシュできるのですが、京都に連れて行くわけにもいかず…(笑)。家族とリモートで話すのがリフレッシュになるのでしょうね。

ほかには、以前お参りに行った車折(くるまざき)神社にもう一度行きたいのと、おいしいかき氷が食べられたらいいなと思います。

──最後に、視聴者へのメッセージをお願いします。

エンターテインメント要素がたっぷりで、アトラクションのような緩急がおもしろい作品になると思います。とにかく怖いです(笑)。

そして、第1話の中に、最終話のラストシーンにつながるヒントが隠されているので、それを想像しながら見ていただくと、さらに楽しいと思います。ぜひご覧ください。

オトナの土ドラ『恐怖新聞』に主演する白石聖

撮影:今井裕治

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July 22, 2020 at 05:01AM
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