【デーブ解析料理】
- 特集:
- デーブ解析料理
(セ・リーグ、ヤクルト11-14巨人、4回戦、巨人2勝1敗1分、27日、神宮)テームズの負傷交代で途中出場したウィーラーが、決勝本塁打を含む3安打3打点。これは原監督のチーム運営能力の高さを物語る結果だった。試合は八回、九回にまくればいい。シーズンを通していえば、結局は頂点に立つ。そんなプランが集約されていた。
テームズは新加入の元メジャーリーガー。ある程度は我慢して、様子を見ながら使わないと…という矢先のアクシデントにも、慌てず騒がず。ウィーラーが控えているからだ。それこそが「戦力の厚み」だ。
原監督は春季キャンプでも、主力組を宮崎ではなく東京ドームでゆるやかにスタートさせた。テームズとスモークにしても2軍戦で、それぞれ7試合、9試合と調整を重ねさせた。じっくりと落ち着いて戦おう-。原監督のメッセージが、随所で発信されてきた。だから選手も焦ることなく、落ち込むことなく、力を発揮できるわけだ。
またウィーラーも、それにうってつけのタイプ。楽天入りした2015年は、自分が楽天の監督だったので、よく知っている。スタメンを外されても、腐ることがない。バントもチーム打撃もできるため、2番も打てる。守備は外野と一塁ともそこそこ守れるし、二塁だってOK。こんな助っ人、そうはいない。(本紙専属評論家)
からの記事と詳細 ( 【デーブ解析料理】巨人・ウィーラーの存在大きい スタメン外されても腐らず - サンケイスポーツ )
https://ift.tt/3nt5gg7
No comments:
Post a Comment