2021年05月02日20時31分
【パリ、ブリュッセル、モントリオール(カナダ)AFP時事】メーデーの1日、新型コロナウイルス禍が続く欧州などで、感染拡大抑止のために取られている各種の規制に反対するデモが行われた。一部が暴徒化し警官隊と衝突、各地で拘束者が出た。
フランス内務省によると、全土で10万6000人がデモに参加し、夜間外出禁止令の終了などを求めるプラカードを掲げた。パリでは銀行の窓が割られ、ごみが放火されるなどしたため、約5000人の警官が催涙ガスを使用して鎮圧に当たった。
2度目の全土ロックダウン(都市封鎖)中のベルギーでは、15人が拘束された。若者を中心に抗議の声が上がり、ブリュッセル郊外で取材に応じた18歳の高校生は「自由を守るために来た。マスク?もう着けないよ。自由になりたい」と語った。
カナダメディアによれば、東部ケベック州モントリオールには約3万人が集結し、ここ数カ月の同州の反規制デモで最大規模となった。ほとんどがマスクをせず、互いの距離を確保することもなく、マスク着用義務などの州の規制は「不当だ」と批判した。
主催者というダニエル・ピロンさんは、自殺者や破産者が増えていると指摘。「私たちはただ規制をやめてほしいだけだ。(規制の)影響の方が、コロナによる影響よりもダメージがはるかに大きい」と主張した。
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