バスケットボール女子日本代表のトム・ホーバス監督が２２日、東京五輪代表選考を兼ねて強化合宿を行っている東京・北区の味の素ナショナルトレーニングセンターからオンライン取材に応じ、注目選手に２２歳のシューティングガード・赤穂ひまわり（デンソー）を挙げた。「今年のチームでステップアップしそうな選手は（赤穂）ひまわり。本当にレベルアップした。世界の大きいステージにデビューできそうかなと思う」と絶賛した。 五輪代表は今合宿に参加している１７人から、次回６月１日から行われる強化合宿を経て、代表メンバー１２人が決定する。ホーバス監督が「バスケＩＱが高い」とほれ込む赤穂も取材に応じ、「今、自分の持ち味を出せていると思います。手応えもある」と明るい表情で語った。 １８年に日本代表候補に初めて選出された２２歳は「東京と決まった段階から意識していた。まだ若かったけど頑張ればチャンスはあると思っていた」と五輪への強い思いを明かす。「まだ選考が終わっていないので、しっかり自分のやるべきことをして１２人に選ばれたい」と、メンバー入りへ最後の追い込みをかける。
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