東京パラリンピックの車いすバスケットボール男子で、決勝トーナメント進出をほぼ確実にした日本代表の主将豊島英(あきら)選手(32)=WOWOW、福島県いわき市出身=は「苦しみながら手にした一勝は大きい」とチームの奮闘をたたえた。
前半はカナダのペースで試合が進んだ。この日22得点を挙げた相手エースの攻撃に押され、第二クオーターを19―30で終えた。リードされても選手は冷静だった。守備でプレッシャーを掛け続け、徐々に相手の体力を奪った。第4クオーターに香西宏昭選手(33)の3点シュートで逆転した。
豊島選手は出場時間6分57秒と2戦目までに比べて少なかったが、ベンチから仲間を鼓舞。京谷和幸ヘッドコーチ(50)は「(日本代表)12人がエースとして仕事を全うした」とたたえた。
29日には前回リオデジャネイロ大会で準優勝のスペインと相まみえる。豊島選手は高さと速さが上回る強敵に対し「これまでと変わらず、ディフェンスから流れをつくる」と闘志を燃やした。
からの記事と詳細 ( 苦しんだ一勝大きい 東京パラ車いすバスケ 豊島主将 福島・いわき出身 | 福島民報 - 福島民報 )
https://ift.tt/3DqdNb2
No comments:
Post a Comment