愛知県弥富市の中学校で、3年生の男子生徒が包丁で刺されて死亡した事件。24日の夜、中学校では緊急の保護者会が開かれ、学校から謝罪と事件についての説明がありました。 24日の夜、中学校で開かれた緊急の保護者会には169人が集まり、校長から謝罪と事件についての説明がありました。 保護者会では、生徒らの心のケアや事件がキッカケで進学などの進路に影響が出ないよう、対応してほしいという意見が出たということです。 「保護者からは、子どもの心のケアについて、しっかり対応してもらいたいと言われました。学校にはスクールカウンセラーが入りますので、スクールカウンセラーが子どもたちの心のケアをしていく」（保護者会後に報道陣の質問に答える弥富市教育委員会 学校教育課 渡邊一弘 課長） 保護者から2人の間にトラブルがあったのかどうか質問されたか、という記者の問いに対しては… 「無かったと記憶しています。これから警察から事情を聴かれることがあると学校の方から説明しました」（弥富市教育委員会 学校教育課 渡邊一弘 課長）
被害生徒のクラスメートの保護者「娘はいつもより心臓がバクバクすると」
保護者会に出席した保護者は次のように話しました。 「わりと皆さん落ち着いて静かに聞いていました。荒れるようなことは一切なかったです」（主席した保護者） 娘は被害生徒のクラスメートで、親交もあったと言います。 「クラスメートとして（亡くなった男子生徒とは）普通に喋る相手だったと思うので、ショックは大きいと思います。娘はいつもより心臓がバクバクするとも言っていたので、普段とは全然違う感じがしました。学校から帰ってきて死亡したことを知った後は、泣いて崩れたということは聞いています」（出席した保護者）
一夜明けた全校集会 校長「この中学校はみんながひとつの家族のような学校」
事件から一夜明けた25日朝、生徒たちは学校関係者が見守るなか登校しました。 学校では25日、11人が体調不良などで欠席しました。 急きょ開かれた全校集会では校長が「この中学校はみんながひとつの家族のような学校だと思っている」と話し、全員で黙とうをささげたということです。 （11月25日 15:40～放送 メ～テレ『アップ！』より)
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