高さ約2メートルにもなるフキの一種「ラワンブキ」の収穫が北海道足寄町で始まった。20日頃にピークを迎え、7月上旬まで続く。
同町 鷲府(わしっぷ) の農家鳥羽秀男さん(60)の約3ヘクタールの畑では、直径約10センチのフキの根元を次々に刈り取っていた。鳥羽さんは「今年は1月に雪が多く、根が安定したので伸びがいい」と、大きく育ったフキを見上げていた。
足寄町農協によると、町内では農家19戸が約330トンを収穫する見込み。同農協の担当者は「収穫初期は軟らかく、天ぷらにするとおいしい」と話していた。
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