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Tuesday, August 2, 2022

「この勝ちは大きい」ネバネバ西武に山本由伸6回降板、天敵居ぬ間に逆転 - 西日本新聞

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 ◆西武4-2オリックス(2日、ベルーナドーム)

 打線の粘りが実りを生んだ。1点を追う8回、1死から金子が内野安打で出塁し、外崎の四球で一、二塁と広がった好機を源田が生かした。「絶対に打ってやるという気持ちで打席に立った」とオリックス・本田の直球を狙い打ちして同点右前打。栗山の押し出し四球へとつなぐ逆転勝利の流れを呼び込み、辻監督は「見事な攻撃だった」と何度もうなずいた。

 相手先発の山本は6月18日にノーヒットノーランを喫するなど6連敗中の天敵で、昨年8月から得点を奪えずにいた。この日も初回、2回と満塁の絶好機を生かせなかったが、ファウルで粘るなど球数を多く投げさせていた。

 2点を追う4回に2死から外崎が四球を選ぶと、源田が2ボール2ストライクから3球ファウルで粘った末、甘いスライダーを右翼線へ運んだ。山本から実に41イニングぶりの得点となる適時三塁打。「トノ(外崎)が粘って出塁してくれて、僕も続こうという気持ちがすごくあった」という一打を辻監督は「あの1点でいけるという気持ちになったと思う」と絶賛した。

 山本を6回119球で降板させたことで生まれた逆転劇。5打席すべて出塁した1番外崎を筆頭に、打線につなぐ意識が高まっている。「この勝ちは大きいよ」と辻監督。混戦の優勝争いから抜け出す勢いが出てきた。(末継智章)

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