阪神がDeNA戦の連敗を5で止めた。1点優勢の3回に大山と糸原の適時打などで3点を挙げ、試合を優勢に進めた。投げては先発の西純が6回4安打無失点で5勝目を挙げた。借金2の3位。
試合後の矢野監督と報道陣のやりとりは以下の通り。
<テレビ・インタビュー>
―完封リレーで勝利。西純は6回4安打無失点。
「ボールをしっかり操っている感じはあった。投球内容にも余裕…とまではいかないかもしれないけど、しっかりボールを操ってバッターに向かって行っている感じがあった」
―前回の連敗も西純が止めた。
「そうですね。2軍から上がってきてからは、いい投球を見せてくれている。残り試合も、きょうみたいな投球をやってくれたらうれしい」
―3年目の西純が8月末で5勝目。
「シーズン通して(の活躍)は、まだ今シーズンもできなかったけど、今後を含めてね、タイガースの先発を引っ張るってくような素材だと思うんで。大きく育ってもらいたい」
―7回から継投に入り、岩崎を持ってきた。
「優(岩崎)は、一番後ろでやっていたけど。まあいろいろ考えながら、優のいいところで使って行きながら…というふうに考えて、7回に使った」
―打線がつながって2桁安打。バッティング内容について。
「毎日これぐらい打ちたいですよね」
―帰って来た3人、1番中野、3番近本、5番大山。それぞれが持ち味を出した。
「その中で輝(佐藤)が打ち損じであったり、結果が出なかったんでね。バッティング練習の状態はだいぶ良くなってるんでね。その中に、他のメンバーも入って行ってくれたらうれしい」
―佐藤輝明選手に当たりが出始めると打線が完全につながる。
「まあまあ、もちろんね、相手のあることなんでそんな簡単ではないけど、でも点を取るというのがウチの課題なんで、打線がちょっとでも状態が上がるようにがんばりたい」
―京セラドーム大阪で勝利した。
「京セラで、なかなか勝つ試合ができなかったんで。そういうところでは最後になったけど、一つ勝てて、あしたから名古屋で戦ってきます」
―中日は大野雄大が先発。
「まあ、点を取らないと勝てないんでね。ピッチングの方は勇輝(西)に頑張ってもらって、打線でどう点を取っていくか、そこをしっかりやっていきたい」
<ペン取材>
―西純に成長の跡。
「まあまあ成長ってね。(力がある分)期待値をもうちょっと高く持っちゃうんで。でも、自分のピッチングはこうなんだっていうのが、今年の中ででき上がっていきそうな感じがあるんで。いつもは真っすぐとフォークと思うけど、きょうは結構スライダー系をうまく使えたので。そいういうところで幅は広くなる感じがする。いい形にはなってきているかな。
―2軍調整前との変化をどう感じているか。
「カウントをね、追い込めるというか、稼げる球種が増えてこないと、ピッチングって単調になっちゃうので。そういうところでは、今日はスライダーでカウントを取れたり、スライダーで勝負できたり。逆にそれを意識することでまっすぐ、フォークも使えるので。カウント球が増えてるというか、操れている。そこらへんかなと思う」
―近本に当たりが戻ってきた。
「戻ってきたって、帰ってきてそんなに経っていないので。そういうところでは1本より2本、2本より3本と出ることで、本人も乗っていけると思う。俺、あんまりチームのキーとか、ポイント(になる選手)って言ってこなかったと思うんだけど。でも、拓夢(中野)と近本はうちのポイントになるので。その辺りが出るとね、もちろんチャンスが増える。それは今日の試合もできているんでね。やっぱ近本が帰ってきたのが大きな、チームの形というのができることになるので」
―完封リレーをした。
「そりゃ取られるよりゼロでいけた方がいいし。もちろん勝ちパターンのピッチャー抑えることはもちろん、今日みたいに、タラちゃん(アルカンタラ)もコバ(小林)もしっかりいってくれたし。優(岩崎)も、ちょっと嫌な流れになりそうなところを粘ってくれた。それぞれがしっかりやってくれたかなと思う」
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