[東京 23日 ロイター] - <13:40> 後場の日経平均は小動き、引き続き金融株が安い 後場の日経平均は小動きで、前引け時点からほぼ横ばいの前営業日比約85円安の2 万7300円台後半で推移している。引き続き金融株が軟調で指数の重しとなっている。 市場では、「金融システム不安の動向に一喜一憂する展開はしばらく続くだろう」( 国内運用会社のストラテジスト)との声が聞かれた。 個別では、栃木銀行が3.6%安、第一生命ホールディングスが2 .6%安。一方、指数寄与度の大きいリクルートホールディングスや東京エレク トロンは堅調に推移している。 業種別では、後場に入りガラス・土石製品や陸運業がマイナス転換した。 <11:40> 前場の日経平均は反落、欧米の金融システム不安再燃で 金融株が 安い 前場の東京株式市場で日経平均は、前営業日比66円24銭安の2万7400円37 銭と、反落した。欧米の金融システム不安が再燃し、米国で主要3指数が下落したことか ら、東京市場でも金融株を中心に売られた。為替が前日の取引時間中と比べ円高となって いることも、自動車などの輸出関連株の重しとなった。 日経平均は233円安でスタート。その後は、指数寄与度の大きい半導体関連銘柄へ の買いや米株先物の上昇などが支えとなり、前引けにかけて徐々に下げ幅を縮小した。 前日の米国市場では、イエレン財務長官が、連邦預金保険公社(FDIC)の預金保 険対象を全ての預金に拡大することは検討されていないと述べたことで、金融株が下落し 、主要3指数がそろって大幅下落した。この流れを受け、東京市場でも銀行や保険などの 金融セクターを中心に売りが優勢となった。ドル/円相場が円高に振れていることで、輸 出関連銘柄もさえなかった。 三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之チーフストラテジストは「米連 邦公開市場委員会(FOMC)の結果は想定通りだったが、前日のイエレン氏の発言が市 場の重しとなった」と指摘。金融システム不安を巡っては、日本に直接的な影響はないと の見方を示しつつも、「銀行の貸し出し態度の悪化などが日本に波及する可能性はあり、 投資家心理を冷やしている側面がある」(上野氏)という。同氏は、しばらくは2万70 00円台で推移する公算が高いとみている。 TOPIXは0.44%安の1954.33ポイントで午前の取引を終了。東証プラ イム市場の売買代金は1兆2446億9400万円だった。東証33業種では、ゴム製品 やサービス業、空運業など11業種が値上がり。医薬品や銀行業、保険業など22業種は 値下がりした。 個別では、みずほフィナンシャルグループは1.1%安、三井住友フィナン シャルグループが1.3%安、東京海上ホールディングスが0.7%安 となった。主力のトヨタ自動車も小安かった。 指数寄与度の大きい東京エレクトロンは1.5%高、アドバンテスト<6857. T>は2%高と、半導体関連銘柄の一角が堅調に推移した。 東証プライム市場の騰落数は、値上がりが703銘柄(38%)、値下がりが103 6銘柄(56%)、変わらずが97銘柄(5%)だった。 <10:30> 日経平均はやや下げ幅縮小、米株先物の上昇が支え 日経平均は小幅に下げ幅を縮小し、前営業日比約143円安の2万7300円台前半 で推移している。米国市場の主要3指数の先物が上昇していることが、投資家心理の支え となっている。 市場では「足元で軟調だったインバウンド(訪日客)関連への買い戻しの動きがみら れる」(国内証券・ストラテジスト)との声が聞かれる。 個別では、日本航空やANAホールディングスが小じっかり。指数 寄与度の大きい東京エレクトロンやアドバンテストは底堅い。第一生命 ホールディングスは3%超安、三菱UFJフィナンシャル・グループは 1.8%安で推移している。 業種別では、空運業やサービス業、ゴム製品や食料品がプラス転換した。 <09:06> 日経平均は反落で寄り付く、米利上げ長期化懸念が重し 寄り付きの東京株式市場で日経平均は、前営業日比233円64銭安の2万7232 円97銭と、反落してスタートした。前日の米連邦公開市場委員会(FOMC)後の記者 会見で、パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長が年内の利下げについて否定的な見解 を示し、米利上げ長期化懸念が相場の重しとなっている。東証33業種では全業種が値下 がりし、幅広く売りが出ている。 個別では、指数寄与度の大きいファーストリテイリング、ソフトバンクグル ープがそれぞれ1%超安と軟調。東京エレクトロン、アドバンテスト<6 857.T>など半導体関連株は小幅安で推移している。主力のトヨタ自動車、ソニー グループはそれぞれ1%超安で推移している。 <08:21> 寄り前の板状況、エフテックは買い優勢 セフテックは売り優勢 東証プライム市場の寄り前の板状況では、買い優勢と売り優勢のそれぞれ上位銘柄群 は以下の通り。 買い優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 エフテック 12% 693 693 693 620 2 京都銀行 11% 6,83 6,83 6,84 6,17 5 0 0 0 3 中越パルプ工業 10% 1,08 1,08 1,08 986 8 8 8 4 能美防災 8% 1,80 1,79 1,80 1,66 0 9 0 2 5 ヨータイ 8% 1,60 1,60 1,60 1,48 2 2 2 4 6 アルゴグラフィックス 8% 3,83 3,83 3,83 3,56 0 0 0 0 7 日比谷総合設備 7% 2,21 2,20 2,21 2,07 0 9 0 0 8 阪和興業 6% 3,89 3,89 3,90 3,68 8 5 0 0 9 太平洋工業 6% 1,16 1,16 1,16 1,09 3 2 3 9 10 パンチ工業 6% 468 467 468 442 売り優勢 銘柄名 騰落 MID 買気 売気 終値 率 気配 配 配 1 ビジネス・ブレークスルー <246 -8% 471 470 471 511 4.T> 2 コニシ -6% 1,70 1,70 1,70 1,81 3 3 3 6 3 ネクソン -6% 2,80 2,80 2,80 2,98 1 0 1 0 4 若築建設 -5% 3,46 3,46 3,46 3,65 5 5 5 5 5 北越工業 -5% 1,26 1,26 1,26 1,33 5 5 5 3 6 アクシージア -5% 1,10 1,10 1,10 1,16 2 2 2 1 7 ジェイ・エス・ビー -5% 4,02 4,02 4,02 4,23 3 0 5 0 8 ベクトル -5% 1,35 1,35 1,35 1,42 1 0 1 0 9 イーソル -5% 776 775 776 814 10 パン・パシフィック・インター -5% 2,35 2,35 2,35 2,46 ナ 1 0 1 6 (
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