県私立中学高校連合会の田野瀬太樹会長（学校法人・西大和学園理事長）は12日、大阪府が実施を目指す高校授業料の完全無償化について「私学への負担が非常に大きい」と懸念を示した。奈良県も山下真知事が無償化実現を公約に掲げており、私学側の意見を踏まえた慎重な制度設計を期待した。
大阪府は私立高校の授業料を完全無償化するため、府の補助額を超えた分を学校側で負担する「キャップ制」を所得制限なしで導入する方針。また、府内在住で府外の私立高校に通う…
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