川崎市川崎区日進町の「あすいく保育園」の園児たちが25日、同区宮前町のNTT川崎ビル屋上で栽培されたサツマイモの収穫を楽しんだ。同ビルに入るNTT東日本川崎営業支店が、子どもたちに土に触れる機会を持ってもらおうと10年以上続けている活動。担当する森田拓生さんは「地域の子どもたちと交流し、成長を見守る機会」と話す。
収穫に参加したのは、年長園児22人。サツマイモは5月に社員と一緒に約40のプランターに苗植えした。葛山康志副支店長が「春に植えたおいもがここまで大きくなりました。楽しく掘ってください」とあいさつ。園児たちは社員に手伝ってもらいながら掘り出した。
最後はプランターの土をすべて出し、土の奥深くに残っているサツマイモを探す「宝探し」も。園児たちは土まみれになりながら、「こんなに大きいのあった!」と歓声を上げていた。
同支店では、サツマイモがよく育つよう市内の農園から栽培用の土を毎年購入。水やりなども交代でしている。斎藤栄美園長は「たくさんの社員さんが子どもたちのために参加してくださりありがたい」と話す。収穫したサツマイモは給食などで味わうという。
新原愛羅さん(6)は「宝探しが楽しかった。おいもはとっても大きかった」と満足そう。岸野楓君(6)も「上に引っ張ったらスポッと簡単に抜けた」と喜んだ。
同支店は近隣の中学校への出前授業なども実施しており「地元の次世代を育むための活動を大切にしたい」としている。(小林由比)
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