ドーハ=岩佐友
サッカーのアジアカップに出場している日本代表のDF毎熊晟矢（せいや、セレッソ大阪）が27日、ドーハで取材に応じた。31日にある決勝トーナメント1回戦のバーレーン戦に向け「攻撃、守備、どちらでも圧をかけていけるようにしたい」と意気込みを語った。
24日のインドネシアとの1次リーグ最終戦。右サイドバックとして今大会初めて先発した毎熊は、堂安律（フライブルク）、久保建英（Rソシエダード）との連係で多くのチャンスを作った。
「堂安選手、久保選手と近い位置で、2人の良さを出すために考えてポジションを取った。スムーズにできたと思う」と手応えを口にした一方、「目に見える結果は残せていない。そこは今後残していきたい」と満足はしていない。
昨年9月に代表デビューしたばかりの26歳。それまでは世代別代表にも縁がなかった。「最初は慣れるところからスタートしたけど、今は主体的に動きたい気持ちが強くなっている」と変化を口にする。
アジア杯は、大きくステップアップするチャンスでもある。「地に足をつけて一歩ずつやっていきたいと思うが、年齢も年齢。一歩ずつは一歩ずつでも、その一歩をより大きい一歩にするために、取り組んでいきたい」と力強く言った。（ドーハ=岩佐友）
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