JRAの新人騎手が3月1日デビューの日を迎える。
原優介騎手（19＝武井）は、水泳200メートルバタフライで関東13位都大会7位の経歴を持つ。「水泳をやっていたが、背が小さく向いてないと感じていた。アスリートで合うものを探しジョッキーを目指した」と経緯を説明した。競馬学校に入った後は、乗馬経験者との違いを感じたという。それでも「乗馬経験者と全然違って現実を突きつけられましたが、走路で1番をとったことが頑張っていけるきっかけになりました」と前を向いた結果卒業式では努力賞を手にした。
大舞台の経験が豊富なだけに強心臓だ。「調教に乗って感触をつかめているので、緊張というよりは自信の方が大きい。どこまでやれるか楽しみ」と初騎乗を心待ちにする。日曜は4鞍に騎乗。すべてが自厩舎である武井厩舎の馬だ。3Rトミケンアラバールは「ハミに頼るような走りだったが、成長して上にバランスがとれるようになった」、4Rハイエストプレイズは「前向きさがある中で折り合いもいい。安定感のある走りができるのが長所。2週連続オープン馬のハングリーベンと併せて先着している。ハングリーベンはそこまで調教で動く馬ではないですが、外から併せてしまいも余裕がありました」と好感触だ。
大人びた受け答えをする原騎手だが、「調布に住んでいたので調布特別を勝ってみたい」とちゃめっ気たっぷりな一面も持つ。当日は無観客競馬。「（勝利インタビューで）かんでも目立たないので早めに勝ちたい」とはにかんだ。
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原優介は強心臓「緊張より自信が大きい」／新人騎手（日刊スポーツ） - Yahoo!ニュース
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