がれきが折り重なる被災地に、津波で損傷した建物が浮かび上がる。東北大総合学術博物館（仙台市）は3次元（3D）データを応用し、取り壊される震災遺構などの様子を記録・公開している。
仮想現実（VR）用のゴーグルをつけて3Dデータを読み取ると、目の前に被災地の空間が広がり、現場に立っているような感覚になる。視点は自由に移動し、壁を突き抜けたり上空から見下ろしたり。技術職員の鹿納晴尚さんは「津波の破壊力…
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March 11, 2020
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