総合格闘家で数々の衝撃的なKO劇を演出してきたベテラン、レイモンド・ダニエルズ(米国)の“クレイジーな”KOが再び脚光を浴びている。180度回転するスピニングヒールキックで相手を沈めるシーンと、相手の目の前で2回転した直後に繰り出した右のフックで痙攣させるシーンを米メディアが動画つきで公開。「こんな恐怖、今まで見たことない」「2番目は見せてはいけない」などと戦慄が走っている。
米国の総合格闘家ダニエルズの衝撃KO再び
総合格闘家で数々の衝撃的なKO劇を演出してきたベテラン、レイモンド・ダニエルズ(米国)の“クレイジーな”KOが再び脚光を浴びている。180度回転するスピニングヒールキックで相手を沈めるシーンと、相手の目の前で2回転した直後に繰り出した右のフックで痙攣させるシーンを米メディアが動画つきで公開。「こんな恐怖、今まで見たことない」「2番目は見せてはいけない」などと戦慄が走っている。
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強いだけじゃない、魅せて倒す。ダニエルズが過去に演じた2つの衝撃KOはその最たるものだ。
1つめは2014年のフランソワ・オンバング戦だ。1ラウンド残り1分20秒の場面、サウスポースタイルのダニエルズは右の前蹴りをボディーに繰り出した次の瞬間だ。目にも止まらぬスピードで、反転しながら左足を顎付近に叩き込んだ。そのまま崩れ落ちるオンバング。人形にのように崩れ落ちると大の字に。失神したのか、まったく動かない。すぐにレフェリーが試合を止めた。
2本目は昨年のベラトールでの1戦だ。地元英国のウィルカー・バロスと対戦したダニエルズ。1ラウンド残り30秒の場面で回し蹴りで一度、ダウンを奪うと、すぐに立ち上がってきた相手に対し、跳び上がってなんと2度回転。蹴りを出すかと見せかけたフェイントで相手にガードを取らせると、今度は意表を突く右フックを繰り出し、見事にテンプルにクリーンヒットさせた。
崩れ落ちるバロス。痙攣したまま戦闘続行不可能に。レフェリーが試合を止め、ダニエルズが勝ち名乗りを受けた。
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May 08, 2020 at 05:13AM
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