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Sunday, July 12, 2020

「投げ銭」ファンが熱意を視覚化できることが大きい…ITジャーナリスト・井上トシユキ氏 - スポーツ報知

 アイドルやYouTuberの生配信で、ファンがその対象者に仮想通貨を贈る「投げ銭」(ギフティング)が、スポーツ界でも注目を集めている。新型コロナウイルス感染拡大防止のため、野球やサッカーで観客の数を制限しながらプロリーグが実施されている中、プロ野球の阪神が今季から「Engate(エンゲート)」が運営するコミュニティー型交流サイトを導入した。

 最近になって注目が集まるようになったギフティングだが、その歴史は意外に長い。ITジャーナリストの井上トシユキさんによると「いい内容のブログを書いた人にお金を贈ろうというギフティングに近い発想は、2003~04年ごろからありました」。ただ、利用していたのは一部のネットユーザーのみ。これが広く認知されるようになったのは18年ごろで、10年以上の時間を要した。

 きっかけは、アイドルがネット番組を次々とたち上げたことだ。「大がかりなイベントを打つほど資金に余裕はないが、熱狂的なファンが多く、しかもお金を使ってくれるというところに、ギフティングがフィットしたのです」。熱心なファンが多いスポーツ界も、成功する可能性が高いと井上さんはみている。

 ファンにとっても、熱意を視覚化できることは大きい。「自分が参加したことを数字(金額)で確認できる。『相手に届いている』というリアルさを感じることができるのでしょう」。日本でクラウドファンディングの文化が根付いてきたことも拡大を後押しした。

 課題もある。「“忠誠度”が金額の大小で判断され、無理をする人が出たり、ファン同士でノルマのようなものを設けたりする恐れもあります。それをコントロールできるように、ファンだけでなく主催側も考えていかないといけないでしょう」と井上さんは話した。

 ◆ギフティング ファンが応援している団体や人物に贈るデジタル版の“投げ銭”。ポイントやアイテムを現金で購入し、それを応援先に贈ることで、受け取った側に利益が出る。エンゲートでは1ポイント=1円で取引される。課金可能な上限などは定まっていないが、今のところ、1回のギフティング最高額は3万ポイント。未成年の貢ぎすぎを防ぐため、16歳未満は利用できない。同様のサービスはYouTube(通称・スパチャ)やSHOWROOMも行っている。

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