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Sunday, October 4, 2020

熱帯低気圧 発達して24時間以内に台風へ 予想進路の幅は非常に大きい - ウェザーニュース

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2020/10/05 08:17 ウェザーニュース

10月5日(月)6時現在、日本の南の海上で熱帯低気圧が発達中です。気象庁はこの熱帯低気圧について、24時間以内に台風に発達する見込みと情報を発表しています。

今週後半に九州や沖縄などに接近する可能性があるため、今後の情報に注意してください。

次に台風ができると「台風14号」と呼ばれることになります。

▼熱帯低気圧 10月5日(月)6時
 存在地域   日本の南
 移動     ほとんど停滞
 中心気圧   1000 hPa
 最大風速   15 m/s (中心付近)
 最大瞬間風速 23 m/s

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今後はあまり発達せずに北寄りに進み、四国沖で熱帯低気圧に変わる見込みです。台風としての影響は少ないものの、熱帯低気圧に変わった後に前線を刺激して23日〜24日は太平洋側を中心に雨風が強まるおそれがあります。

随時、最新の情報をご確認ください。

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(参考)世界各国の予測モデルの計算結果

この熱帯低気圧は昨日4日(日)夜の段階では、西よりに進むと予想されていましたが、予報円が非常に大きいことから読み取れるように、進路の不確実性が高い状況です。(※予報円の大きさは台風の強さや大きさではなく、進路の不確実性を示します)

ヨーロッパやアメリカなど世界各地の気象機関が計算したシミュレーション結果で今後の位置を比較すると、沖縄の先島諸島へ向かうものから、本州の南を東へ進むものまで、熱帯低気圧のとりうる進路には非常に大きな幅があることがわかります。どのような進路をとるかは高気圧の勢力や、上空のジェット気流の位置次第で、予測のシミュレーション結果が非常に多岐にわたっている状況です。

進路次第で各地への影響が大きく変わります。進路予報は日が経つごとに精度が高くなるため、随時最新の情報を確認するようにしてください。

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台風12号は顕著な発達は予想されていないものの、本州の南に停滞している秋雨前線の活動を活発化させたり、温帯低気圧の性質に変化して本州に接近する可能性があります。

21日(月)午後の段階で、最も雨の量が多くなりそうなのは紀伊半島周辺で、24日(木)夜にかけての48時間で300mmを超える大雨が予想されます。関東でも前線に近い房総半島を中心に雨が強まり、多い所では200mm以上の大雨となる見込みです。

西から近づく上空の気圧の谷との関係性などによって、今後の勢力や進路が変わってくるため、随時最新の予報を確認するようにしてください。ウェザーニュースでは引き続き影響を監視し、随時情報をお伝えします。

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平年の台風発生数

次に台風が発生すると「台風14号」と呼ばれることになります。

今年は7月までに発生した台風が合計2個ととても少なかったものの、8月は7個、9月は4個の台風が発生しています。

例年、秋の台風は接近・上陸数こそ少ないものの、強い勢力のまま本州方面に近づくことがあり、油断が出来ません。台風による大雨や暴風への備えを今一度ご確認ください。

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台風の名前は、国際機関「台風委員会」の加盟国などが提案した名称があらかじめ140個用意されていて、発生順につけられます。

台風13号の名前「クジラ(Kujira)」は日本が提案した名称で、星座の「くじら座」からとられています。

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