最終ラウンドが行われ、畑岡奈紗は3バーディー、5ボギーの74で回り、通算2オーバー、290で今季初戦は52位だった。

22歳のネリー・コルダ(米国)が69で通算16アンダーに伸ばして逃げ切り、2季ぶりのツアー通算4勝目。賞金30万ドル(約3150万円)を獲得した。レキシー・トンプソン(米国)とリディア・コ(ニュージーランド)が3打差の2位。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は13オーバーの74位だった。

「ショットは4日間の中では一番」と攻めた畑岡だったが、前半の12番、後半の1、3番で2~3メートルのパーパットを外した。パット数は4日間で最多の33と、グリーン上で精彩を欠いた。

昨年2位に入った大会。今年は普段から利用するコースが会場となり、自身にとっての開幕戦で「すごく気合は入っていた」という。思うようなプレーができずに「悔しい気持ちの方が大きい。切り替えて頑張りたい」と次戦へ気持ちを向けた。(共同)