中村は、今年1月に柏レイソルからポルトガルのポルティモネンセへ移籍したものの、加入当初はベンチ生活が続き、3月以降はベンチ外に。結果的にポルトガルでは一度もピッチに立つことができなかった。
そんな海外挑戦初年度となったが、中村は「なかなか試合に出ることはできなかったが、充実した感はある。環境が変わると、チームも、スタイルも変わる。自分がどれだけできるか楽しみでもあったなか、これまでやってきたことはそこそこ出来たかなと」と振り返った。
また、公式戦からは遠ざかっているものの、日本人GKとして通用している部分もあるという。
「自分ではそう思いたいですが、なかなか出れていないので…、自分でも適応しつつ頑張りたい」
ポジションが一つしかなく、守備陣との連係も不可欠なGKというポジションならではの難しさもある。「どんな選手でも、環境が違えば文化も違う。言葉も違うので適応するのは簡単ではない。ただ、僕自身は楽しさの方が大きい」と海外挑戦での充実感も感じているようだ。
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