<フィギュアスケート:グランプリ(GP)シリーズ第2戦スケートカナダ>◇第2日◇30日(日本時間31日)◇バンクーバー・ダグ・ミッチェル・サンダーバード・スポーツセンター◇女子フリー 1番滑走の河辺愛菜(16=木下アカデミー)がトリプルアクセル(3回転半ジャンプ)を海外で初着氷した。 冒頭、やや回転は足りなかったものの降りてみせ、その後もルッツ-トーループの2連続3回転やダブルアクセルからの3連続など全7回のジャンプをまとめた。 前日のショートプログラム(SP)は3回転半で転倒するなどミスが出て53・30点で最下位。ハイレベルなシニア海外GPの重圧に「昨日の夜からすごい緊張していて、フリーがすごい怖かったんです。でも、回転が足りないジャンプはあったんですけど、一応、全部のジャンプはまとめたので。安心している気持ちが大きいです」と、終わった瞬間は左手を口元に当ててホッとした表情を見せた。 「フリーが…試合がこなければいいのに、って思うくらい怖くて」と笑い「本当に安心したというのが一番」と、あらためて強調。「昨日は焦ってしまって、あまり頭の整理がつかないまま跳んでいたので。今日はジャンプの前に落ち着くことを決めていました」。スコアについては「もう少し目標点が高かったんですけど、回転が足りないジャンプもあったので。135点を目標に、その先は140点。まずは135点を目指して頑張りたい」と目指す得点を口にした。 3回転半を決めても、手放しでは喜べなかったという。国際大会では跳べる選手が大半で「日本だと、まだあまり周りに跳んでくる人が少ないので。決めたら『降りたー!』って気持ちが大きいんですけど、海外だと周りの方々のレベルが高すぎて(笑い)。ここで安心してたらいけないな、と日本よりもちょっとうれしい気持ちは少ないです」と向上心を高める大会となったようだ。【木下淳】
からの記事と詳細 ( 河辺愛菜、海外でトリプルアクセル初着氷「安心している気持ち大きい」(日刊スポーツ) - Yahoo!ニュース - スポーツナビ )
https://ift.tt/3btemUE
No comments:
Post a Comment