関西経済同友会は18日、新型コロナウイルスワクチンの職域接種に関するアンケート結果を発表した。職域接種を実施した企業の約8割が「負担が大きかった」と感じ、約2割は3回目の接種に消極的な姿勢をみせた。医療スタッフの確保が難航したことなどが要因で、2月下旬から3回目の接種が始まるのを前に、同友会は政府に実施体制の改善を求める。
アンケートは昨年11月に実施し、会員の所属する101社・団体が回答した。
結果によると、職域接種を実施したのは全体の7割にあたる73社・団体。このうち5割は「負担がかなり大きかった」、3割は「大きかった」と回答した。準備で苦労した点は「医療・運営スタッフの確保」が6割で最も多かった。
職域接種を再び実施するかについては「あまり実施したくない」が2割、「検討するが教訓は生かしてほしい」が5割を占めた。
厚生労働省は2月下旬から3回目の職域接種を始める方針だが、1月17日時点の申込数は2265会場と、2回目接種まで(4044会場)の半数程度にとどまっている。
同友会の古市健代表幹事は「医療資源の奪い合いにならないよう、政府は入念に準備を進める必要がある」と指摘している。
からの記事と詳細 ( 職域接種「負担大きい」8割…関西経済同友会調査、「3回目」2割が消極的 - 読売新聞 )
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