蜃気楼とは、大気中の温度差(=密度差)によって光が屈折を起こし、遠方の風景などが伸びてバーコード状になったり反転して虚像が現れたりする現象のことで、上位蜃気楼と下位蜃気楼の2種類があります。
この時期の蜃気楼は上位蜃気楼で、実際の景色より上側に虚像が出現します。富山では、通常「蜃気楼」といえば上位蜃気楼をさし、「春型の蜃気楼」とも呼ばれます。
富山湾で出現しやすい条件は、
①晴れて気温が上がる ②朝と日中の気温差が大きい ③日中は北よりの微風となる ④移動性の高気圧が日本の東の海上に中心を移し、南から暖かい空気が流れ込みやすい状態である等が挙げられます。
本日は、これらの条件がすべてが揃ったため、変化の大きい蜃気楼が出現したと考えられます。
からの記事と詳細 ( 富山 魚津で明瞭な蜃気楼出現 ゴールデンウィーク終盤の天気は?(気象予報士 和田 玲央奈 2022年05月05日) - tenki.jp )
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