◇5日 巨人4―1ヤクルト(東京ドーム)
打、そして投の両方で、前回神宮で敗れた借りを返した。巨人の原監督は「そんなに誇れるとは思いませんが、3連戦の初戦を取れたのは大きいと思います」と首位・ヤクルト相手に先勝という結果をまずは喜んだ。
1点を先制された直後の初回の攻撃。鮮やかな逆転劇が決まった。先頭の吉川がヤクルトの先発・高橋のチェンジアップを右前にはじき返し、ウォーカーも右前打で一、二塁と続いた。すると丸が「いい所に飛んでくれたし同点になってよかった」とまたしても右前打で9球で追いついた。
なおも続く一、三塁のチャンスに主砲の岡本和も「いい流れの中、打席に入ることができた。ランナーをかえすことができてうおかった」とすかさず左前に逆転打を放つと、最後は主将の坂本。「追い込まれてからチェンジアップにうまく対応できた。いい流れに乗れてよかった」と泳ぎながらも左翼線に二塁打で追加点。松井稼頭央(現西武ヘッドコーチ)と並ぶ歴代9位タイの411本目の二塁打で試合の流れを決めた。先頭から5連打、丸から3連続適時打で先制パンチを見舞った。
相手の高橋は前回6月24日の対戦で4安打2点に押さえ込まれたが、きっちり仕返し。原監督は「変化球がちょっと甘かった、少し隙があったところに打線がかみついたというところじゃないでしょうか」といずれも変化球を打ち返した5連打に満足げだった。
投げても6月26日の登板で2回途中6失点でKOされた戸郷が、6イニング1失点の粘投で雪辱を果たした。やられっぱなしでは終わらない。まだ首位とは12・5差もあるが、2戦目へ「奮起の中で期待をして送り出したい」と指揮官。やり返し、勝ち続けて追いかける。
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