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Thursday, October 27, 2022

県開発の甘くて大きい「紀州てまり」ことし初出荷 橋本|NHK 和歌山県のニュース - nhk.or.jp

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和歌山県が開発したオリジナルのブランド柿、「紀州てまり」がこの秋、3年目の収穫時期を迎え、ことし初めての出荷が行われました。

「紀州てまり」は「和歌山県果樹試験場かき・もも研究所」が開発した品種で、糖度が17度と一般的な柿よりも2度ほど甘く、実も1.5倍ほど大きいのが特徴です。
27日、橋本市のJA紀北かわかみ「マルガク総合選果場」でことし初めての出荷が行われ、生産者が持ち込んだおよそ1トンの「紀州てまり」が色や形によって仕分けされ10個から15個ずつ箱詰めされました。
JAによりますと、ことしは夏以降、適度に雨が降ったことから生育は順調だということで、十分な甘さに仕上がったということです。
農家の男性は「和歌山県の品種なので、消費者のみなさんに、おいしく味わっていただきたい」と話していました。
県農林水産部果樹園芸課の児島陽並 主査は「『紀州てまり』は年々、生産量が増えてきています。県として販売にも力を入れていきたい」と話していました。
出荷された柿は首都圏の百貨店などで高級ギフトとして、販売される予定だということです。

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