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Sunday, November 6, 2022

巨人・原監督「本人にとっても大きいし、チームにとっても非常にいいニュース」 井上好投にニンマリ - スポニチアネックス Sponichi Annex

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侍ジャパンシリーズ2022   巨人4―8日本代表 ( 2022年11月6日    東京D )

<巨・侍>記念撮影する原監督(右)と栗山監督(撮影・光山 貴大) 
Photo By スポニチ

 巨人の原辰徳監督(64)が野球日本代表「侍ジャパン」との強化試合(東京D)に先発登板して3回1安打無失点と好投した3年目左腕、井上温大(はると)投手(21)を絶賛した。

 チームは終盤の8、9回にリリーフ陣が4本塁打を浴びて逆転負けとなったが、試合後、井上について聞かれた原監督は「いや、もう非常に、今年の経験というものを生かして、今日がある意味(今季の)最終の試合ですから。そこにターゲットを絞りながら結果を出したというのはね、大きいと思いますね。本人にとっても大きいし、チームにとっても非常にいいニュースとして入ってきましたね」とまずはコメント。

 侍ジャパンとの一戦で先発投手を任せたのは期待の表れかと問われると「もちろん。まぁ今日の投手のスタート、用兵という部分に関しては、私はタッチしておりません。まぁ担当コーチはじめ、それぞれのコーチがベストの用兵という中で登用したことで。私も投げている姿しか見えてなかったですが、そういう点では非常にいい姿としてね、やってくれたと思いますね」と話していた。

 井上は初回、1番・塩見(ヤクルト)を148キロの外角直球で見逃し三振に打ち取ると、2死後、牧(DeNA)に右前打されたものの4番・村上(ヤクルト)を146キロの内角直球で遊飛に仕留めて無失点。2回は山田(ヤクルト)を捕邪飛に打ち取った後、西川(広島)、佐藤輝(阪神)をともに外角低め直球で連続三振に仕留めて波に乗った。3回も甲斐(ソフトバンク)、中野(阪神)、塩見を3者凡退。塩見は5球目の真ん中高め149キロで空振り三振に仕留めたが、その前の4球目には最速150キロをマークした。3回で打者10人に対して49球を投げ、1安打無失点。4三振を奪い、四死球なしという投球内容だった。初回に投じた21球中17球が直球、2回も16球中12球、3回も12球中10球が直球という力で押しての好投だった。

 井上は前橋商から2019年ドラフト4位で巨人入りし、昨年5月に左肘手術を受けてオフには育成選手に。今年7月11日に支配下登録選手に復帰し、同16日の広島戦(東京D)でリリーフとして1軍デビューを飾った。プロ4度目の先発登板となった9月23日の中日戦(バンテリンD)で6回7安打3失点と好投してプロ初勝利をマーク。同一シーズン8人目の初勝利はプロ野球史上初の快挙となった。

 ▼井上 自分の持ち味のストレートをしっかりゾーンに投げることができました。すごい打者が並びましたが逃げずに向かっていく気持ちを出して勝負できたと思います。左打者のアウトコースの入り球が抜けてしまい打者有利にしてしまったので、球数を少なくするために初球の精度を高めていきたい。今日の登板は楽しかったですし、すごい自信になりました。

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