「地元では女性の高学歴は珍しく、職場では男性から『キワモノ扱い』でした」就職氷河期時代に希望する公務員の職に就いたミチコさんはそう振り返った。九州地方の中核都市で暮らす。高学歴はマイナス地方在住に求められた「母親像」とは性別や住んでいる地域によって進学率の「格差」はあるのか――。毎日新聞は、2022年度の文部科学省の学校基本調査をもとに、都道府県別・男女別の大学進学率を試算した。22年3月の4年