ノーベル文学賞作家の大江健三郎さんの死去が明らかになった13日、大江さんの母校、松山市の県立松山東高校の生徒らは訃報を聞き、「大先輩が亡くなり、喪失感が大きい」と残念がった。
同校によると、昭和28年に卒業した大江さんは文芸部に所属。文芸・俳句部の田辺広大副部長(17)は、当時からの部誌が今も受け継がれていることに触れ、「歴史に重みがある。背中を追っている」と悼んだ。課題研究の授業で大江さんを調べたという2年の野本帆希さん(17)は「作品には人と関わりあう大切さがにじみ出ていた。感銘を受けた」と話した。
和田真志校長は「日本にとって大きな財産であり、本校にとっても偉大な先輩を失った」と哀悼し「生徒には彼の哲学を学んでほしい」と語った。
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