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上智大の三浦まり教授らでつくる「地域からジェンダー平等研究会」は８日の国際女性デーに合わせ、各地域の男女平等度を政治、行政、教育、経済の４分野で分析した２０２３年の「都道府県版ジェンダー・ギャップ指数」を公表した。秋田県は教育が３５位、政治が２９位、経済は１０位、行政は２８位だった。
ランキングが改善した分野もある一方、指標を見ると男女比が同じものはほとんどなく、依然男女間の格差は大きい。各分野の女性参画を推し進める必要がある。
教育分野は、学びの平等を重視するため、子ども側の指標である大学進学率の比重が高くなっている。本県女子の大学進学率は３７・０％と全国最低。全国平均を１０・７ポイント下回った。男子は４１・０％で、岩手に次いでワースト２位。全国平均より１１・８ポイント低かった。本県の男女差は４ポイントで、全国２３番目に差が小さい。
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