神田憲次財務副大臣が13日、税金の滞納問題を受けて副大臣を辞任したことについて、立憲民主党の泉代表は、岸田首相に「全ての副大臣政務官をもういちどチェックしてもらう必要がある」と注文をつけた。
さらに、9月の内閣改造以降、山田太郎文科政務官、柿沢未途法務副大臣に続く辞任ドミノとなったことについて泉氏は「まったく適材適所でない派閥順送りの人事を飲み込み、事前の身体検査をせず就任させてしまった総理の罪は大きい」と岸田首相の任命責任を指摘した。
泉氏はさらに、問題発覚から辞任まで時間がかかったと指摘した上で、「総理自身が政権基盤の弱体化を嫌がった。辞任ドミノみたいにならないようにとの自己保身の考え方が辞任まで6日かかる状況になった」と、支持率下落で窮地に陥っている岸田首相への批判を強めた。
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