辰年の２０２４年――。昇竜のごとく勢いよく台頭する若手レーサーも現れるだろう。そこで全国を網羅する東スポグループ・ボートレース班では関東地区＝東京スポーツ、東海地区＝中京スポーツ、関西地区＝大阪スポーツ、九州地区＝九州スポーツと各地区ごとにブレークが予想される若手レーサーを推挙。そして選ばれし４人が２４年の抱負を力強く語った。
【石本裕武 大阪・１３１期＝大阪スポーツ推奨】ケガもなく２０２４年１月からはＡ級に上がれるので、結果で見れば悪くないのかなと思います。でも、レースの内容に関しては全然、満足できるものでない。一個一個のレースで学んでいきながら、もっといいレースにできるようになりたいですね。
まだまだ課題まみれですけど、まずはターンのスピード、切れなどターン力をつけたい。練習は行ける日はできるだけ行っています。
目指すレーサーは師匠の藤山雅弘さんと雅弘さんの師匠であり、僕がレーサーを目指すきっかけとなった石野貴之さんです。お二人はもちろんグループの先輩方全体でアドバイスをもらったり、見てもらったりしています。
２４年の目標は最優秀新人です。大きいところで言えば最優秀新人かヤングダービーに出て優勝とか…。まだヤングダービーは出られるかどうかも分からないので最優秀新人にしました。もちろん初優勝もしたいです。大学は行ける日は行っていますが、まだ単位を取り切れていないので２４年の卒業は…。もう１年くらいかかりそうです。
☆いしもと・ひろむ ２０００年８月１３日生まれ。大阪府出身。大阪支部の１３１期生。２２年１１月に鳴門でデビュー。同年１２月にびわこで初勝利を挙げる。今年８月の若松で初優出。通算４１勝、３優出０Ｖ。（１２月２５日現在）
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