愛媛県は、新たに281人が新型コロナウイルスに感染していることが確認され、1人が死亡したと発表しました。
中村知事は、一部の保健所では負荷が極めて大きく、濃厚接触者の調査業務を見直しせざるを得ない状況が近いとしています。
新たに感染が確認された男女281人を年代別に見ると、10歳未満が32人、10代が23人、20代が53人、30代が38人40代が30人、50代が33人、60代と70代がそれぞれ18人、80代が21人、90歳以上が15人となっています。
居住地別では、松山市が145人四国中央市が33人新居浜市が32人、西条市が20人今治市と宇和島市がそれぞれ11人などとなっています。
そして、基礎疾患があり医療機関に入院していた70代の重症患者1人が死亡しました。
中村知事は会見で、感染者が多い地域を管轄する一部の保健所では負荷が極めて大きくなり、業務内容を見直しせざるを得ない状況が近づいていると述べました。
そして、見直す場合の対応を公表し、それによりますと今は保健所が行っている濃厚接触者の推定を状況によっては一般の人が行い、自宅待機を呼びかけることになります。
例えば学校や幼稚園、保育所で感染者が出た場合は、学校側が自ら濃厚接触の疑いのある人を調査、特定します。
事業者で感染者が出た場合も事業者側が行います。
さらに生活上で接触した人には感染者本人が連絡します。
一方で、同居する家族や医療機関や高齢者施設などで感染者が出た場合については、これまで通り保健所が業務を担うとしています。
また、自宅療養者への健康観察などの対応は引き続き保健所が行うということです。
中村知事は「保健所は、特に自宅療養者の命を守る業務に注力することが重要だ。こうしたこともできなくなった県もあり、何とか全力で踏みとどまっていきたい」と話していました。
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