[フランクフルト 30日 ロイター] - 欧州中央銀行(ECB)銀行監督委員会のエンリア委員長が域内銀行に書簡を送り、負債比率の大きい借り手への融資を削減するよう促したことが30日、明らかになった。
景気が悪化したり金利が上昇したりした場合に、財務が悪化する恐れがあると指摘した。
ECBの監督下にある115行の最高経営責任者に送った書簡で、こうした事業に対する管理を強化し、「高度レバレッジ取引(HLT)」と呼ばれる最もリスクの高い融資を控えるよう求めた。
多くの銀行は高レバレッジ取引について、上限を設けていないケースや設定していても緩すぎることがあるとして、軽率な姿勢を批判した。
銀行のバランスシート上の大規模なレバレッジ取引は、想定外の急激な景気減速や予想以上の金利支払いなどから生じるショックに対し脆弱な状態にあると指摘した。
からの記事と詳細 ( ECB、銀行に負債の大きい借り手への融資削減求める - ロイター (Reuters Japan) )
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