Pages

Wednesday, April 20, 2022

大空に浮かぶ大きい「みきゃん」で愛媛PR…特注の気球に町長「大人気、間違いなし」 - 読売新聞オンライン

hitagajah.blogspot.com

 気軽に空中散歩を楽しんで――。愛媛県久万高原町のスキー場運営会社「久万高原開発」が、県のイメージアップキャラクター「みきゃん」をかたどった熱気球事業に乗り出す。定期運行は四国で初めてといい、16日に町内でお披露目した。29日以降、休日を中心に県内外の各地に出向き、愛媛のPRに活用する。(斎藤剛)

 みきゃん気球はチェコ製で、縦約17メートル、横約20メートル。全体はオレンジ色で、ミカンの葉のようになった耳や、ハート形の鼻など、とび出た部分は特注した。バスケットは9人乗り。ガスバーナーで気球内の空気を熱して上昇する。

 町内の「久万スキーランド」の駐車場で、関連会社が兵庫県で使っている気球を試験的に運行し、好評だったことから導入を決めた。必要な費用約1300万円のうち、「観光の目玉に」とクラウドファンディングで124万8000円を集め、県から400万円の補助を受けた。

 同町菅生のグラウンドで16日、関係者ら約20人が出席して安全祈願祭が開かれた。着ぐるみのみきゃんも駆けつけたが、風が強く試乗は中止に。地上に寝かせた気球に送風機で空気を送り込み、半分ほど膨らませた状態で披露した。

 河野忠康町長は「子どもたちにも大人気となるのは間違いない」と期待した。町立明神小6年の男子児童(11)は「めっちゃ大きくて迫力があった」と見入っていた。

 縦横50メートルのスペースがあれば、アンカーとして車4台を四方向に配置してロープで結び、運行が可能。地上30メートルまで上昇し、上空からの景色を楽しめるという。10分間で料金は中学生以上2500円、3歳~小学生は1500円。29日からの大型連休中は、同町の笛ヶ滝公園で飛ばす。18日から久万スキーランドのホームページで予約を受け付ける。

 久万高原開発ビジネスデザイン部の小原弘明部長は「コロナ禍で窮屈ななか、子どもたちに少しでも楽しい思い出をつくってほしい。愛媛を象徴する観光事業にしたい」と意気込んでいる。

Adblock test (Why?)


からの記事と詳細 ( 大空に浮かぶ大きい「みきゃん」で愛媛PR…特注の気球に町長「大人気、間違いなし」 - 読売新聞オンライン )
https://ift.tt/fQ6Cjq0

No comments:

Post a Comment