ホウオウピースフル
◇第70回クイーンステークス（G3・31日・札幌・芝1800メートル）
ホウオウピースフルはこの日の札幌芝単走。ダートコースを軽く1週してガス抜きを図り、6Fの待避所からゆったり向正面を流し始めた。直線までかかるような素振りもなく、馬なりのまま素軽かった。
大竹師は「予定通り。1回叩いたんで出来ているし、流す程度。日を重ねるごとになじんできています。先週（函館→札幌）輸送してからしばらくうるさかったようですが、今では巴賞との直前と同じような感じに来ています。気持ちも乗っていい単走。体重も前走と一緒くらいになると思う」と、手応えをつかんだ様子だ。
丸田が続戦騎乗できないために探していたジョッキーも、幸運にも空いていた横山武の確保に成功。トレーナーと2人でこの日の追い切りを見ていた。「作戦などよりも、馬の特徴をしゃべりました。ゲートが開くまでのアプローチに関して話しました」と、大竹師は明かした。気性的な危うさを抱えている馬だけに、落ち着いてスタートを切らせるところまでが最大の勝負だ。
その点、芝戦では厩舎から下見所、本馬場へと、地下馬道を通らず、グランドレベルで移動する札幌は、函館と並んでこの馬に好都合な舞台。「（競馬当日のルーチンに）地下馬道がないのは大きいですよね」と、トレーナーは大きな期待を寄せている。
関連キーワード
からの記事と詳細 ( ｢ないのは大きいですよね｣トレーナーも指摘 ホウオウピースフルには利点となる札幌の『地上馬道』：中日スポーツ・東京中日スポーツ - 中日新聞 )
https://ift.tt/7rfA4dY
No comments:
Post a Comment