<ワールドカップ(W杯)アジア最終予選:日本1-1ベトナム>◇B組◇29日◇埼玉
7大会連続ワールドカップ(W杯)出場を決めたB組首位の日本代表が、最下位ベトナムと対戦し1-1の引き分けに終わった。
主将のDF吉田麻也(33=サンプドリア)の試合後の主な一問一答は以下の通り。
-試合直後、険しい表情
物足りないのは間違いない。一番は、ここ数日、ずっと集客をあおっておいて、お客さんにプレーでお返しすると言っておきながら、結果を出せなかったこと。腹立たしさが大きい。
-先発が変わった
最初からうまくいくことはない。ミスや連係不足は出るとは予測していた。前半はあまりよくなかった。後半は、相手が落ちてきた。みんなで続けてきた無失点を破られてしまったのも悔しいし、自分も2、3点のチャンスがあって得点を重ねられなくて歯がゆい。
-この試合で教訓になったこと、見えたことは
吉田 まずはセットプレーの守備の確認をすること。今後6試合で対策ができるのは価値がある。もう1つは、セットプレーから得点がない。もっと増やさないといけない。あとは、うまく守備を固めている相手にどう攻めるか。W杯で僕たちがボールを保持するのは考えづらいが、アジアの戦いでは考えられる。停滞している試合でどう変化を加えるかが課題。
-国際Aマッチの出場数で、長谷部選手を超えた。
1つの目安ですけど、続けていくだけ。数より質にこだわりたいし、数字をもっと残さないと。
-試合後のセレモニーで、平和への言葉もあった
応援への感謝、コロナのことと、戦争のことは言いたかった。
-今回、5人が東京五輪世代が先発。五輪世代の底上げの収穫と課題は
チャンスをつかむ、結果を出すことに、もっとハングリーにいかないと。W杯まで6試合しかないので。そこでのサバイバル。僕もそう。みんないい準備をするべき。
-4万人越える観客を入ったがベトナムの応援団が声を出していてアウェー感もあった。
日本の方はルールを守るなと思いました。ベトナムの方の声が出て、僕もなだめたかったし、場内放送もしていたんですけど…。本当は、最後のセレモニーでも、言及したいと思ったが、今日は話せないなと思いました。
-異様な雰囲気で先制された。反省すべきこと、生かしたいこと
冷静さを維持することですね。本大会になればもっと、自分たちがコントロールしづらいスタジアムの雰囲気になる。その中で即座に判断して変更できる能力が短期決戦で試される。
-崖っぷちから6連勝。なぜ、立て直すことが出来たのか
追い込まれた、が一番大きい。最終的には自分たちがピッチで戦わなくてはいけない。監督の覚悟も伝わっているし。あとは、W杯を逃すわけにはいかないというプレッシャーが大きかった。
-選手層に大きな課題が出た試合
時間がないので、今からすごい選手が出てくるのは考えづらい。今あるベースにどれだけ積み上げられるか。いろんな武器を手にしないと。スペースが空いたときの三笘選手なのか。パワープレーで押し込まれたときの植田選手なのか。いろんなピースを手にしてないといけない。もちろん、先発が入れ替わることもあるが、監督に使ってみたいと思われること。
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