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Saturday, August 5, 2023

西武、1点差で4連勝逃すも…今井達也は5戦連続ハイクオリティー ... - 西日本新聞me

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 ◆西武1―2オリックス(5日、ベルーナドーム)

 1―2と1点を追う西武の9回の攻撃。1死一塁で前夜のサヨナラ本塁打の岸が打席に。オリックス平野の速球とフォークボールに4球ファウルで粘って執念を見せたが、カウント2―2からの7球目のフォークボールにバットが空を切った。

 最後の打者の代打栗山も追い込まれてから二ゴロに倒れて万事休す。この夜は1点の重みを西武打線がはね返すことができず、好投の今井を援護できなかった。

 7月に3勝を挙げて波に乗る今井の投球はこの日もさえ渡った。1回は最速156キロの速球で追い込んでから、スライダーとチェンジアップを決め球に3者連続で空振り三振に。

 2回はセデーニョ、頓宮に連打を浴びて無死一、二塁のピンチを背負ったが、宋の難しい当たりの遊ゴロを源田が好捕して遊―二―一の併殺打にするなどで切り抜けた。

 5回に頓宮に左翼席上段まで運ばれた先制アーチが唯一の失投だろう。初球のスライダーが真ん中に入り、「初球からストライクを取りにいってしまった。反省すべき1球」と振り返った。

 7回に若月の右前適時打で決勝点を奪われたが、8回まで志願して投げ続け、125球で6安打、10奪三振の力投に「立ち上がりからいい形で入り、三振を多く奪うことができた。最低限の仕事はできたかなと思う」と5試合連続となったハイクオリティースタート(7回以上を投げて自責点2以下に抑える)に胸を張った。

 松井監督はオリックス山下を攻略できなかった打線について「あれだけの投手ですから得点はなかなか難しい。1得点ですが粘りのある攻撃はできた」と6、8回以外は毎回走者を出して、今井の援護に挑んだことを評価した。

 前夜はサヨナラ勝ちで1点に笑い、この夜はあと1点に泣いた。「今井があそこまで投げてくれたのはチームにとって大きい。切り替えて、またあしたしっかり戦うだけ」と松井監督が前を見据えた。(安田栄治)

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